第三者検証への関心高まるIT検証フォーラム2014

みなさん、こんにちは。
今回は、7月に開催された「IT検証フォーラム2014」に出展した内容をお報せしたいと思います。

IT検証フォーラムは一般社団法人IT検証産業協会(IVIA)が主催するイベントで昨年第1回目が開催され、500名を超える来場者がありました。私たちもIVIAの会員として第一回目から運営側で活動し、第三者検証サービス業界の向上に貢献しています。私たちの第三者検証サービスはこちら「ソフトウェアテスト.com」を参照してください。

今回のIT検証フォーラム2014には私たちもブースを構え、574名の来場者に向けて、これから重要となるサービスや第三者検証の必要性をアピールしました。その内容を紹介しましょう。

IoT時代の検証サービスを提案

出展に当たり私たちが注目したキーワードは「IoT時代のクラウド診断サービス」です。 パートナー会社のクレバースカイシステムズ株式会社様が提供している「ネットワーク診断サービス」およびそれに使用するIPネットワーク診断装置「TowerMonitor1000」をブースに置いてクラウド診断サービスを実演するとともに、テスト事業部の特徴などを紹介しました。

なぜ今「IoT(Internet of Things)」なのでしょう。 これまではコンピューターなどITのプロトコルがインターネットを流れてコンピューターに認識されてきました。ところが、多種多様なセンサーやIT以外の機器も独自ネットワークからインターネットにつながりはじめ、IT以外のデータを人間の手を介さすに集約して分析し、そのときの状況に合わせて様々なシステムを自動制御することを可能にしようとしています。

例えばセンサーとして温度や湿度、人感、速度、明暗、加速度、重力などなど・・・・。いわゆるコンピューターが扱ってこなかった大量のM2Mデータがインターネット上を流れています。そしてHEMS(Home Energy Management System)やスマートグリッド、スマートシティといった次世代システムから発信されるデータも大量に流れます。IoTによる「ビッグデータ」の世界が、(ここがポイントなのですが!)スマートフォンやタブレット端末などを通して「情報」として一般の利用者が活用できる時代になったということです。

こうした新たなシステムとスマートフォンの連携などもしっかりと第三者によるテストと検証が欠かせません。

私たちが展示ブースで紹介したかったのは、これから必須になるであろうIoT時代の機器の状態監視と検証です。ネットワークに輻輳(ふくそう)が発生した時に、何がネックとなっていてどのような対策を講じれば解決するかといったことを分かりやすく分析、レポートします。 これによって迅速な問題解決を促すことができ、サービス基盤の不具合を解消することでお客様はリスクを回避できるようになるわけです。

私たちは業務系システムに加えIoTの基盤となるクラウド環境のテストと検証を視野に入れたサービスを展開しようとしています。ご期待ください。

ご愛読、ありがとうございました。

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