今スグはじめる!Webアクセシビリティ対応

みなさん、こんにちは。 前回blog-No.41では Webアクセシビリティの確保が未来への投資となる理由や、 対応を行うことでサイトの柔軟性を保つことができるというメリットについて述べてきました。 今回はWebアクセシビリティを今すぐ実践する方法をご紹介します。

【Webアクセシビリティは敷居が高い??】

前回までにずいぶんとWebアクセシビリティの必要性を力説してきましたが Webアクセシビリティは未来の投資になる!今後の制作が楽になるかも! そう言ってすぐにサイトの担当や個人で導入作業にとりかかれるかというと、 そうたやすいものではないのが現実です。 というのも、 Webアクセシビリティ対応には文字と背景・スタイルを制約するためのさまざまなルールがあります。 既存のサイトに対してツールを流して機械的にチェックし、 ただただチェックリストをつぶす(基準に合わないものを消す) という上っ面の対応をしていたらどうなるでしょうか? できたサイトはデザインが劣ったものになり逆に情報にたどり着きにくい といったような事態に陥ってしまう可能性だってあります。

【まずはできるところからはじめよう】

これまでも述べているように、 Webアクセシビリティは「情報をユーザーに伝えること」を目的としています。 ですから、アクセシビリティに配慮しながらデザイン的にもわかりやすく、 アクセスした人が求める情報に容易にたどり着ける必要があるのです。 もともと使用している技術や表現でアクセシビリティが確保できない場合は、 別の表現や代替する方法を用意しなければなりません。 確かにそこには一定の知識が必要になります。 しかしタイトルをつけることや画像の説明をつけることなどのように 特別な技術を必要とせず簡単に取り組めるものも多くあります。 難しいと思う方はそいういったところから始めるのもいいのではないでしょうか。 とはいえ… サイトリニューアル時や現在のサイトに対してすぐに一定の基準をクリアしなければならない、という方も少なくないと思います。

【サイトリニューアルは絶好のチャンス】

実際、リニューアル時はWebアクセシビリティ実践の良いタイミングなのです。 Webアクセシビリティのコラムでは毎回 『リニューアル等をお考えの方はアクセシビリティ対応してみてはいかがでしょうか。』 と提案させていただいていますが リニューアル時、ほとんどの場合コンテンツやデザインが大きく変わります。 また、運用が変更されることもあります。 そのタイミングではマーケティングの面であったり、重要箇所などデザイン上重視しなければならない箇所やWebアクセシビリティ対応が必須の箇所の洗い出しが容易にできます。 Webアクセシビリティへの配慮をしながら全体の設計ができますので、 単純に既存サイトのWebアクセシビリティ対応をするよりも、 デザイン性に優れた、より質の高いサイトになると考えています。

【専門家のサポートが一番の近道】

正直なところ、リニューアルも現在のサイトでもすぐに対応しなければならない方は、 はじめはノウハウを持つ企業にサポートしてもらうのがよいかと思います。 というのも、先に述べたように 使用している技術や表現でアクセシビリティが確保できない場合、別の表現や代替する方法を用意しなければなりません。 またそのチェック実施(検証)と修正を繰り返し行う必要があります。 はじめは専門の技術者にサポートしてもらって構築したものを担当や個人で運用していくようにしてみてはいかがでしょうか? また、第三者に見てもらうことによって 提供しているサービスが本当にサービスになっているか? 特定のユーザ目線でサービスを提供していないか? Webアクセシビリティを通してサービスについて今一度考えるいい機会だと思います。 Webアクセシビリティ対応をお考えの方のお役に立つことができれば幸いです エレクスでは開発・Web制作、第三者検証等の様々な実績で培ったノウハウがあります。 専門のテストエンジニアによる既存サイトの対応チェック・未対応部分の対応提案から アクセシビリティに対応したWeb制作・検証も実施しており ワンストップで対応可能な環境がございます。 新規・リニューアル、どのフェーズからでもご相談ください。 お問い合わせは<お問い合わせフォーム>までお願いいたします。 ご愛読、ありがとうございました。

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