第三者検証サービス-エレクスの取組み(重要なテスト設計手法)

皆さん、こんにちは。 今回は「ソフトウェアテストのコツ ハンドブック」で解説しているテストの設計手法にどのようなものがあるか、そして第三者検証サービスの意義を紹介します。詳しくはハンドブック<ダウンロードページ>からダウンロードしてご確認ください。

テスト設計手法を活用

第三者検証サービスに必要な要素として、まず高品質なテストおよび科学的根拠に基づく検証が挙げられます。そしてソフトウェアテスト技法を修得したテスト技術者の確保、専門家集団として活動できるサービス基盤が挙げられます。これらを持つ私たちテスト事業部が実施するテスト設計手法の活用もシステム品質の観点から欠かすことはできません。

では、テスト設計手法はどのようなものでしょうか。テスト設計を行う際に無駄なテスト(本来必要ではないテスト)を行わず、効率的で品質の高いテストを設計することが目的となっています。例えばテストの値を決めるときに「同値分割」や「境界値分析」などを使用して、実施すべき値と不要な値を導き出してテストを効果的に行えるテスト項目を作成していきます。論理上でテストを実施すべき項目やテストケースを明らかにしていくことで、やみくもにテスト項目を多くするのを避けているわけです。そうしたノウハウはしっかりとしたテスト手法に則って蓄積されています。

沖縄支店のニアショア拠点を活用

これまで第三者検証サービスの必要性と重要性を見てきましたが、ソフトウェアテストのコツ ハンドブックでは、第三者検証サービスの特長を「開発者でない第三者がシステムの評価を行い、開発者が気付かない問題や不具合を発見すること」と解説しています。そして、何よりも開発とテストを並行で実施できるため、テスト結果を開発にフィードバックできるという利点が生まれます。従来は組込み系やハード関連のシステムにおいて第三者検証サービスが伸びてきましたが、ここにきて業務アプリやWebアプリなどビジネス系にも着実に広がっています。

そうした流れを受け、私たちは沖縄支店をテスト事業の実行部隊、ニアショア拠点として位置付けています。詳しくはこちら「ソフトウェアテスト.com」を参照してください。沖縄支店での高品質なテスト実行はオフショアに比べて総コストを考えた時に決して引けを取りません。逆にテスト期間の短縮による確実な納期を確保することができるのです。業務系システムのテストでお困りの時は私たちにお声掛けください。例えば「どうやってテストをすればいいか分からない」「テストする技術者がいない」など、みなさんの“困った”をできるだけ支援したいと思います。

次回は、沖縄での私たちのセミナーの模様をお伝えする予定です。

ご愛読、ありがとうございました。

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